私、古川康介、現在38歳。千葉県松戸市に住んでいます。以前は15年間、🚚配送ドライバーとして、毎日何百キロも走り回る生活でした。体力には自信がありましたし、お客様と顔を合わせて話すのが好きで、それはそれで充実した日々だったんですよ。ところが、3年前の夏のことです。腰のヘルニアを患ってしまい、医者からは「このままだと歩けなくなる可能性もある」と告げられました。さすがにトラックの運転は厳しくなり、家族、つまり妻と当時5歳と3歳だった二人の娘を養うため、在宅でできる仕事を探し始めたのが、今の仕事に繋がる最初のきっかけでしたね。
正直なところ、当時の私はパソコンなんてほとんど触ったことがなかったんです。会社のガラケーと、家にあったちょっと古いノートPCでネット検索をするくらいが精一杯。メールオペレーターなんて、自分には無縁な仕事だと本気で考えていました。でも、今、在宅でできる仕事を探している方の中には、「PC作業ってなんだか難しそうだな」「私にもできるのかな」と不安に思っている方も、きっと少なくないはずです。今日は、私自身の体験談を交えながら、在宅でのPC作業、特に私がやっているメールオペレーターやデータ入力で、ぶっちゃけどんな基本スキルが本当に必要なのか、洗いざらいお話ししていきます。
まず、「パソコンって、特別に得意な人じゃないとできないんじゃないか?」という疑問を持つ方もいるかと思います。これに対する私の答えは、まったくそんなことはない、です。私もそうだったんですが、多くの在宅PCワークで求められるのは、難しいプログラミング技術だったり、デザインの専門知識だったりするわけじゃないんですよ。むしろ、普段スマホを触っているような感覚で、ある程度の基本的な操作ができれば、十分にスタートラインに立てるものだと感じています。
私がメールオペレーターの仕事に就いたのは、今からちょうど2年半くらい前のことです。妻と色々相談した結果、まずは中古のノートPCを5万円ちょっとで買ってみることにしました。あの頃は、パソコンの機種選びから設定まで、もう何が何やら全くわからなくて、本当に途方に暮れましたね。ぶっちゃけ、最初に電源ボタンがどこにあるのかすら戸惑ったのを覚えています。近所の電気屋さんに足を運んで相談してみたり、娘が通う小学校のPTAで知り合った、IT関係に詳しいお父さんにアドバイスをもらったりして、どうにかこうにか作業環境を整えたものです。
では、具体的にどんなスキルが求められるのか、ここからが本題です。まずは、やっぱりタイピングですね。これは、基本中の基本中の基本と言ってもいいでしょう。私が在宅のメールオペレーターの仕事に就いたばかりの頃、最初の1ヶ月間は、メール1通を打ち終わるのに30分以上かかっていたんですよ。キーボードをずっと見ながら、人差し指で探り探り打つ「ひよこ打ち」だったので、本当に時間がかかってしまって。さすがにこれじゃまずい、と思い立ち、家族が寝静まった深夜に、無料のタイピング練習サイトを見つけてひたすら練習を始めました。最初のうちは、全然指が思うように動かないんですけれど、毎日欠かさず30分ほど続けていたら、2ヶ月くらいでキーボードを見ずに打てる、いわゆるブラインドタッチができるようになったんです。これが習得できると、作業効率はもう、マジで段違いにアップするのを実感しましたね。
次に大事なのは、基本的なパソコン操作です。具体的には、ファイルの保存や移動、フォルダの作成、それにコピー&ペースト、いわゆるコピペといったショートカットキーを使いこなすことです。例えばWindowsを使っているなら、「Ctrl+C」でコピーして、「Ctrl+V」でペーストする、これだけでも作業のスピードが段違いに変わります。私のメールオペレーターの仕事では、お客様からの問い合わせに応じて、過去の対応履歴や資料を探し出し、必要な情報をメールに貼り付ける作業がすごく頻繁にあるんですね。これらのショートカットを使いこなせるようになってからは、最初の頃は1通作るのに30分かかっていたメール作成が、今では平均して8分から10分程度で終えられるようになりました。本当に時間の短縮に繋がっています。
それから、インターネットブラウザの操作も外せません。Google ChromeとかMicrosoft Edgeといったブラウザを使って、必要な情報を検索したり、会社のオンライン管理システムにログインしたりする作業が日々のほとんどを占めます。タブをたくさん開いて切り替えたり、よく使うページをブックマークに登録して整理したり、そういった基本的な使い方を理解していれば、まず問題はないと思いますよ。
あとは、メールソフトの操作ですね。GmailやOutlookなど、色々なメールソフトがありますが、基本的なメールの送受信、下書き保存、それからファイルの添付の仕方くらいを知っていれば、まずは大丈夫です。多くのケースで、会社が指定するWebメールシステムを使うことになるので、その使い方は研修でしっかり教えてもらえますよ。私も最初に会社から案内されたメールシステムは、それまで一度も触ったことがないものでしたが、研修とマニュアルをしっかり読み込めば、本当にすぐに慣れることができましたから。心配はいらないでしょう。
さて、じゃあパソコン本体やインターネット環境はどうすればいいのか、という点ですね。在宅でPC作業をするなら、何よりも安定したインターネット環境は絶対に欠かせません。私が住む松戸市は光回線がかなり整備されている地域が多いので、うちでも光回線を契約しています。通信速度が遅いと、作業中にイライラしますし、オンラインミーティング中に、音声が途切れてしまって大事な話を聞き逃すなんてことも起こりますから。最低でも下り50Mbpsくらいの速度があれば、まず快適に作業できるはずです。
パソコン本体についてですが、高性能なゲーミングPCなんてものは、まったく必要ありません。私の経験から言って、一般的な事務作業をするだけなら、CPUがCore i3かRyzen 3以上、メモリが8GB以上あれば、もう十二分に対応できますね。OSはWindowsでもMacでも、どちらを使っても大丈夫ですよ。多くの企業ではWindows環境を推奨しているケースが多いのは事実ですが、Macユーザーの方も安心してもらって大丈夫です。在宅ワークで使う専用システムは、ブラウザ上で動くことがほとんどですから、OSの違いが作業に大きな影響を与えることは、あまりないと思います。もし、これからパソコンの購入を考えている方がいらっしゃったら、家電量販店の店員さんに「在宅で簡単な事務作業をしたい」と正直に伝えれば、きっとピッタリのモデルを教えてくれるはずですよ。
周辺機器に関してですが、マウスとキーボードはご自身の手に合ったものを選ぶと、すごく快適になりますよ。標準で付属しているものでももちろん問題ないですが、毎日何時間も使うものなので、自分にフィットする ergonomic なものを選ぶと、長時間の作業でも疲れにくくなるんです。
